東京スピマ ご来場ありがとうございました
エネルギーを使い果たす寸前でした。
出展者のお友達と、両国駅西口の、改札をでてすぐのちゃんこ屋さんに入り、
夏でもなんでもいいから、ちゃんこ鍋を頼んだのです。
そしてその他にバッテラとチヂミと、チャンコのお汁でつくったおじやまで食べました。
そんなだったのに、家に戻って、夜中にまたマンゴーと、クリームチーズとイチジクのパン。
どれだけ食べれば落ち着くんだ。
でも、食事よりも感動したことがありました。
そのちゃんこ屋さんに土俵があるのですよ。
『(土俵にあがるのは)女性はご遠慮ください』という看板。
私はこういうのを疎ましいと思わないのです。
ああ、そうだよねって思って、勿論土俵には上らない。
トップレスでまわしが付けられるようになったら上りたくなるかもしれませんが。
その土俵にひとりの体の大きな男性が上りました。
そして拍子木を打ち始めました。
もと関取の「大至(だいし)」さんだそうです。
押尾川部屋所属だった方で、
最高位は東前頭3枚目(1996年7月場所)
今は歌手をなさっているとか。
(でも別に「ヘイヘイ、ベイベー」とか歌っているのではなさそうです)
その大至さんが土俵で相撲甚句を歌ってくださったのです。
場所はチャンコ屋さんですから、煙草の煙もあるし、お酒を飲んでいるから、嫌な感情も吐き出される。
お店の中は澱んでました。
でも大至さんが土俵で声を出した途端、空気が澄んだのです。
あの声はすばらしい。
相撲甚句、私はこんなにきちんと聴いたことはありませんでしたが、
こんなに凄いものだったとは思いませんでした。
一瞬でしたよ、空気ががらっと変わるまでにかかった時間は。
体の細胞にしみこむようなバイブレーション。
ファンになっちゃいました。
一緒にちゃんこ屋さんに行った友達のヒーラーさんと、
いいねぇと何度も言いました。
あのお店のチャンコブースのほうで(中は二つに分かれていました。奥がチャンコブース)、
たまに歌ってくださるのだそうです。
私達はすごく得をした気分でした。
声がもつ威力を改めて感じました。
で、今朝は体中がぎしぎし言ってました。
おやつの時間をすぎてもまだぼんやりしています。
しゃきっとしてよ、マイボディ。今日もやること満載なのよ。
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