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2007-11-30

*オトナと子どもの間

私は前から、人から相談を受けたときにしないようにしていることがあります。
それはその人が悩んでいる相手を貶さないようにすることです。
たとえばご主人の愚痴を言う奥さんの話で、本当にそのご主人はひどいと思っても、
あまりひどいと言わないようにします。
親御さんの悪口を聞かされて、本当に悪いと思っても、なるべくそう言わないようにします。
本当に本当にひどいと思ったら「ひどいね」と言いますが、それ以上は言いません。

そういう方々の悪口は、相談する人にしか言えないと思うからです。
それに、どんなにひどい人だったとしても、その人のパートナーであったり、親なのです。
その人だって他の人から大事な人の悪口は聞きたくないのではないかと考えます。


私がそうでした。
私は本当に小さい頃から母方の親戚からは父の、父方の親戚からは母の悪口を散々聞かされました。
私自身、幼いながらに父の悪いところ、母の悪いところを冷静に把握していたように思います。
でもそれは私の問題で、自分以外のいいオトナからお前の親は最低であると聞かされるのは本当にいやでした。
だって自分の親なのです。好きでいたいと思いませんか?
父の悪口も母の悪口も言わないオトナだけを私は信用していました。
でも当時、そんなオトナはすごく少なかった。


もしあなたが私より年下で、私に親御さんのことをはなしてくれたとして、
それがあまりいい内容でなかったとしても、私は親御さんをなるべく悪く言いません。

それはあなたへの敬意です。
あなたの親御さんの悪口はあなた以外言う権利がない(権利があればだけど)のです。
私が大好きだと思うあなたを育ててくれたのはその親御さんですし、
あなたが生まれるために選んだ親御さんだと思うから、
あなたの選択を貶さないために、親御さんを悪くいいたくありません。
私がもし親御さんに感謝しようと言ったとしたら、
それは現在のあなたの感謝の方向がちょっと違うような気がするからで、
あなたが感謝していないと思っているわけでは全くありません。
親のために自分の人生を犠牲にするなんて、そんなの感謝じゃないのです。

私がオトナといわれる年齢で、曲がりなりにも人の親でもあるから、
あなたの親御さんのかたを持つと思わないで下さい。

でもあるかわいこちゃんの親御さんのことを「悪いと思う」と言ってしまったし、
違うかわいこちゃんには「感謝しようね」の意味をうまく伝えられなかった。
すごく反省しています。


こっそり言うとね(ここで言えば全然こっそりじゃないけどね)、
親のほうが悪いことなんかしょっちゅうよ。
よく「親になったらわかる」っていうオトナがいるでしょ。
本当によくわかった。
本当は子どもじゃなく、親のほうが悪い場合がなんと多いことか。
そしていつも子どものほうが許してくれる場合がなんと多いことか。


「選んだんじゃない」と言われるかもしれないから、
その考えを尊重して、違う方面から話をしてみます。
うん、選んだのではなく、たまたまだったとしても、
親子になった以上、関係があるのはわかっていただけますね。
あなたがそこから逃げ出すことも、勿論できます。
今すぐは無理でも、いつか可能になることは確実です。
でも、あなたの前に現れる役者に無駄なひとはひとりもいません。
ひとりも、です。
無駄な役者だとしたら、それはあなたがそんなふうにしてしまっただけです。

親御さんの悪いところは、
賢いあなたなら、ものが解ったような態度のオトナに指摘されなくてもちゃんとわかると思います。
それを悪いと思う勇気を持ってね。それだけですごい知恵なのです。
そしてその現象が何故起きたのか考えてみてね。
それだけでかなり脳の訓練になります。
そしてもしわかったら、それを糧にしてもいいし、あなたの武器としてもいい。
武器の名前は「理解」と「優しさ」
親を許すって、だんだん難しくなってくるのよ、年を重ねると。フフフ。
ただ育ててもらったから、親だから許すのではなくて、
理解した上で許せると、心に負担がかかりませんし、本当の許しになると思います。
偉そうなことを言ってますが、私など、まだ亡くなった父や母を許していないのです。
相手は亡くなっているのに、です。
生きているうちのほうがいいよね♪


見えていることだけにフォーカスすると、うまく考えられませんし、
つい感情的になりがちです。
今が大事なんですけれども、今を作ってきた過去にもたくさんヒントがありますよ。
あなたの過去だけじゃなく、親御さんの過去にも、です。
親御さんも多分同じことを親にされたと思います。
そのことをすっかり忘れているのです。
どうか、心を柔らかくして、自分を信用してください。
あなたは全然ダメではありません。
そして同じ道を歩まないようにできる賢さがあるということも
ちゃんと知っていてください。
親御さんはたまたま忘れてしまいました。
それは「そういう時代」というのもあったかもしれません。

でもそれも親御さんが「選んだこと」です。
今変更するのはかなり大変です。心が硬くなってきているから。
あなたは同じ道を選ぶこともできますが、別の道を選ぶことだってできるのです。
それだけ柔らかい心を持っているから。
とても素敵です。


ああ、まだうまく言えないよ。オトナぶってるわけじゃないんだけどな。くー。
偉そうに、本当にすみません。気を悪くなさったら、どうか許してください。
ちゃんとしたオトナになりたいよ。とほほ。
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2007-11-28

*殺人の残像

私はたくさん殺してきた。
自分の中にしつこく居続ける嫌な第三者は勿論、
何も考えずに自由に振舞う自分や、
いろんなことに興味を持つ自分、
自分がやりたいことを確かに知っていた自分。
いろんな自分をたくさん殺したと思う。

法で裁ける殺人ならば一応の終わりがあるけれど、
こういう自分の中の殺人の事実は、ずっとついて回る。
何年も、何十年も。ずっとずっと。
その殺人の残像に脅かされていることに気が付かないで、
言い知れぬ不安や疑心に苦しんでいる。そんな人をたくさんみる。
私もそんなひとり。


「停滞しているときだって確かに見えるものがあるのです」
と言ってたひとがいた。
そんなことは知っている。
私も停滞していたのだから、そんな風景は見てきた。
何年も見つづけていると、変わらない風景に情が移るのか、
懐かしささえ覚える。
ああ、この風景の隅々まで自分は知っているのだという安心感。
見慣れない天使より、見慣れた悪魔がよいと思うのは、そのせいだ。

しかしそれはたった1枚の動かない絵にすぎない。

そこに居たければ居るがいい。
でも私は居たくない。

そこから出るためには、殺した自分たちを蘇生しなくてはならなかった。
何も知らない自分ひとりでは、どこへも行けないから。
意図しなければ殺された自分は蘇生しない。
時間をかけてゆっくり、無理しないように優しく。
不器用でも、ちょっと強引になっちゃっても、
考えたらおわりだと思って、やりつづける。
考えると怖くなってしまうので、すぐに体が固まってしまうのだ。
私はいつも考えすぎる。


蘇生って、あのぅ、マウス トゥー マウス?


あながち全く違うとはいえないかもよ♪
だって殺した自分を愛することから始めるんだから。

自分を愛することが下手な人だらけなんだそうだよ、地球は。
自分にキスできますか。
殺した自分の死体に、キスができますか。
Let's kiss yourself!
2007-11-27

*珍しく数字の話

仕事に必要で、
いろんな言語の数の数え方や、数字など調べていたら、
こんなサイトにつきあたりました。
円周率は音楽を奏でているというのです。
ttp://web.kyoto-inet.or.jp/people/haselic/pi/pai.htm#somosomo
(始めにhを入れてから見に行ってくださいませ)

聞いてみましたけれど、滅茶苦茶な音符の羅列ではなく、
ちゃんと聞けるメロディになってました。
全部を聞いたわけではないのですけれども、悪くなかったですよ。
『音楽』でした。
このメロディの解釈をこの研究者なりに書いてて、それもなんだか面白かったです。


それにしても数の数え方ってなんて奥が深いんでしょう。びっくりしました。
単純にいち、に、さん・・・・って数える文化だけじゃないんですね。
もう、何にも知らないんだな。
例えば「ゼロ」の発明(発見?)で有名なインドの言葉では、
基本的に100までの数全てに相当する「名前」があり、
全部覚えなければならないのですね!
日本語だと例えば23なら「にじゅうさん」、24なら「にじゅうよん」
ヒンディー語だと23は「ハナコ」、24なら「カオリ」って感じなのです。
あ、勿論例えですよ(オマヌケ過ぎる例え)。
本当は23は「tayees テーイース」、24は「chaubees チョービース」
このヒンディー語はインド・ヨーロッパ、インド・イランで使われ、
1億8200万人が話しているのです。
うひょー。みんな覚えてるのか、これを。

ちなみにインドでは日本でいう九九が二桁まであるんだそうですよ。
うっひょー。
これだもの、数学では負けちゃうよ、日本は。


こんなのもありました。
(※文字の所々がクエスチョンマークになると思います
あとで参考にした「世界の数体系」というサイトのURLをご紹介しますね)。

例えばナワトル語。ユト・アステカ、南ユト・アステカ地方で137万6898人が(ちょっと待って。なんでこんなに細かいのよ、この数字。あははは)
使っているんだそうなんですけれど、
23だと「cem-p?hualli-om-?yi (センポーワッリ・オメーイと読む)」、
この意味は1×20と3。
27だと「cem-p?hualli-on-chic?me (センポーワッリ・オンチコーメと読む)」
意味は1×20と5+2。
39なんか「cem-p?hualli-on-caxt?lli-on-n?hui (センポーワッリ・オンカシトーッリ・オンナーウィと読む)」
意味は1×20と15と4。

完全に20進法なんです。
この人たちは算数が苦手かもしれないとちょっと思いましたが、
その感想はいかにも算数の苦手な私ならでは。お恥ずかしい。



これがマヤ、チョル・ツェルタル地方で26万5000人が使うツォツィル語だと
23は「'oxib xcha'-vinik (オシブ・シチャヴィニク)」
意味は2×20の3個。
27は「vukub xcha'-vinik (ヴクブ・シチャヴィニク)」
意味は2×20の7個。
・・・なんで?
ちょっと待って。だったら33は?と思ったら
「'ox lajuneb xcha'-vinik (オシ・ラフネブ・シチャヴィニク)」
意味は(2×20) の (3+10個)。
44は「chanib y-ox-vinik (チャニブ・ヨシヴィニク)」
意味は(3×20) の4個。
・・・自分の数の数え方にだんだん自信がなくなっていきませんか。


かと思えばこんなのもありました。
ポラリ語(隠語)・・・これはイギリスの同性愛者、劇団員、サーカス団員の人たちの言葉だそうで、
(何にサーカス。頭の中でかけめぐる「すばらしき天然」のメロディ)
何人が使っているかは勿論不明。
大体素直なんですが、8は「say dooe (セイ・ドゥーイ)」
意味は6+2。
9は「sey trey (セイ・トレイ)」
6+3と表現するのが珍しいそうです。
どうしてそうなったのかわかるともっと面白いかもしれませんね。
でもここのサイトの人はかなり詳しく調べていますよ。独学で、スゴイですよね!
ttp://www.sf.airnet.ne.jp/~ts/language/numberj.html
(頭にhをつけて見に行ってくださいませね)

仏教の数の数え方も尋常じゃありませんね。
日本語だって(この数え方は中国からきたものだそうですが)
10の68乗を無量大数(むりょうたいすう)としていますが、
仏教だと更に10の7乗×2の122乗が1番大きくて不可説不可説転(ふかせつふかせつてん)
と言うんだそうです。
もう人間には考えられない数字にまで単位があるんですから、
お釈迦様たちってスゴイですわ。
(ところでなぜ釈迦に丁寧な接頭詞であるところの「お」がつくんでしょう?)(←すみません、全然関係ありません)

意味があるから作られるんですものね。
でも何に使うんでしょうね? 想像つきません。


これらを調べて何なのだと言われたら、何でもないんです。ごめんなさい。
こんなに数の数え方だけで違いがあるのは、
考え方に違いがあるからなんだろうなぁと思っただけ。
10進法と12進法、20進法だけでも様相ががらっと違ってきます。
私は一体何をしようとしているのかしらとちょっと思いました。あはは。
おもしろくてちょっとはまっちゃったんでした。



そうそう、デジタル時計などに使われる、
漢字の「日」という文字に似たもので数字をあらわすものがあるでしょう?
あれの名前、ご存知でしたか。
セブン・セグメントっていうんだそうです。
これってすごいと思うんですね。
だってこれだけで0~9まで全ての数字を表せるんですよ。なまらすげーデザイン。
もっとびっくりしたのは、このセブン・セグメント、
特許が取られてなかったんだそうです。
取られてても、もうとうに無効になってますけれども、とってたらさぞや・・・!!


わたくしは単純に数えることさえ苦手なのですが、
数字にまつわるお話は、
奥が深くて面白いことの宝庫なんですね。
2007-11-26

*ベロニカが死ぬ前に気づいたかもしれないこと

私はいろんな人に
あなたの道に現れる人に、必要のない人はいないと教わりました。
どんな人にもあなたに渡せるメッセージ、
あるいはあなたがその人に渡せるメッセージを持っています。
そしてそれはとても素敵なことで、
それを心から喜べるようにいつもわくわくしていましょうというのです。

人はいろんな人に愛を送ります。
でも「あの人は特別な人」と「そうではない人」がいると、
自分が受け取れる愛も少なくなります。
寂しがりやさんは大抵そういう人なのだと教わり、
まわりをぐるっと見回してみました。
さて、どうでしょう・・・・。


人は特に嫌いな人に愛を送るのが苦手ですね。私もそう。
でも、嫌いだと思う人こそ重要なメッセージを持っているものなのだとか。
なぜ嫌いなのか、なぜ不快なのか、それを考えると、
今自分にとって必要な何かが得られることが多いのだそうです。


ちゃんと自分の真ん中を見つめることは大事です。
そして嫌いなひとを嫌いだと追い払うことだけに追われると、それはできません。
そして人に寄りかかってばかりいてもできません。
自分の真ん中が見つめられている人は何人いるでしょうね?
私の周りにはあまりいません。
私もまだ真ん中を見ていません。
でも見る勇気をもつ決心はしましたよ。そして準備もしました。
あとは実行のみです。フフフ。


あなたの道の途中で出会う、その人。
その人の持っている宝物を、みせてもらえるといいですね。
そして自分の宝物も見せることができたら、もう最高です。
レッツ トライ。
ボディのあるうちに。
2007-11-25

*時間

仕事や制作に集中すると、時間の感覚が一般の人のそれとずれまくることに
あとになって気付きます。
私は時間どおりに待ち合わせ場所に滅多に辿り着けないし、
気がついたらもうこんな時間!とご飯を忘れてしまうこともある。
先日も同じ路線上に引っ越してきた友達と会ったのだけど大遅刻してしまいました。
ずっと自分が社会的に「ダメな人間」で、ズボラだからだと思っていました。
多分それは間違っていないんだろうと思うんだけれども。

でもその他に、自分の持っている時間、あるいは自分が感じている時間が
人と甚だしく違うのだとも思うようになりました。
それがいいか悪いかは個人的なことですけれどね(悪いに決まってるべや)。

Time Wave 0(タイムウェーヴゼロ)理論というのを提唱している人がいます。
テレンス・マッケンナさんという人で、
アマゾンのキノコを食べてラリっちゃってた人らしいんですけれども(ハハハ)。
定点観測をしてみると、
1年間に発生するイベントの数が次第に増加していくというもので、
そうやって時間がどんどん早くなっていっていると言うのです。
今は数字で説明する時代なのだけれど、タイムウェーヴのグラフが0(ゼロ)になると、
虚数領域まで関係してきて、今の時計は全く役に立たなくなるのだとか。
…なんのことやら、さっぱりわかりません。

今スピリチュアルな分野だけではなく、
天文学的にも認められているのが「フォトンベルト」というものの存在。
どういうものかというと、私もよくわからないのですが、
とにかく光の粒が無数に集まった、かなり大きな輪で、
銀河系全体が2000年かけてこのベルトの中を(輪の中ではなく、ベルトの中ね)を通過するといわれています。
言われているというか、計算するとそうなるらしいです。
私にはどういう計算なのか全くわかりませんが。


ベルトは輪になっていますので、
反対側を以前にも銀河系は通過したことがあるそうです。
それが丁度恐竜が絶滅した頃じゃないかと言われています。

そして今まさに地球はこのフォトンベルトにもう入り始めているのです。
これがどういうことかというと。

地球に降り注ぐ光の量が爆発的に増えます。
私達は気付かないかもしれませんが、食べ物だけで生きているわけではなく、
天界(←それはどこなんだというのはまた別の話として)と地球からパワーを常にもらっているのですが、
フォトンベルトの光量の増加によって私達が受ける量も増加します。
しかしながら私達の体はまだ古いままなので、この光の処理がうまくできません。
それで体が光の量をブロックします。
ブロックしている部分に無理がかかりますのでその部位は痛くなったり、具合が悪くなったりします。
だから最近腰痛や頭痛、首の後ろあたりに不調を訴える人は増えているはずです。
脊椎動物の場合、光は背骨を通りますので、背骨に沿って具合が悪いところがでてくるのだそうです。

じゃあどうしたらいいんだということになりますよね。
松果体活性化というヒーリングを受けるのが1番いいのですが、
世界にひとりしかできるひとがいません(マジスカ)。
でもラッキーなことに日本人です。
で、それは胡散臭くてイヤだとおっしゃる方にオススメなのは、
水をたくさん飲むこと。
細胞の活性化を促しますので。

それから光が増えるということはヒミツが持てなくなるということみたいです。
政治家の人たちで今問題になっている年金未納などまだ序の口。
もっともっとヒミツが暴かれていくんだそうですよ。わくわくしますね(こらこら)。

光の量が増えて処理できないゆえにちょっと頭がおかしくなる人もでてきますし、
それぞれの特性も際立ってきますので、同じ日本人でも言葉が通じないという現象も起きやすくなるらしいです。
確かに、私は時々、人の話がわからなくなりますが、
それはまた別の問題でしょうか…ウフ。

このタイムウェーヴがゼロになると言われているのと、
フォトンベルトの中心に地球が入るのはほぼ一致しているらしく、
実はそう遠いことではありません。
ここでいつなのかはっきり言うのは控えますが、
多分生きているうちだと思います。
そのとき今の時間という概念は崩壊するといわれています。

ほんとかよ。


ところで娘が先日晩御飯の最中に
「野菜野菜野菜野菜って何度も何度も言ってると、野菜って何だっけって思う」
と言うので、
その説明を笑いながら夫がしました。
「野菜っていう言葉には時間があるんだ。
その時間を感じて野菜とは何であるかを認識するんだけれど、
何度も繰り返しているうちにその時間がなくなってしまうからわからなくなってしまうんだそうだよ」

That is all greek to me. (訳: それは私にはちんぷんかんぷんだ)

「あはは。つまりね、野菜には『や』『さ』『い』って文字がこの順番にあるでしょ?
『さやい』『いさや』と言ったら野菜じゃなくなるね。
この順番が時間なんだ」

「やっぱりわからないよ、パパ」
「そうか。ちょっと難しかったか。わはは」
(お母さんわかったふり)


時間がゼロになったら、この言葉というものもかわっていくんだろうなと
ちらっと思った瞬間でした。
たとえばテレパシー。
テレパシーは「何時、何処で、誰が、何を、どうした」と順序よく伝えられるのではなくて、
情報が塊で送られてくるそうです。
つまりわかるのは一瞬ってことね。


時間が崩壊すると、どういうことになるのか、私には全くわかりません。
色々教えてもらいましたが、
私の狭いイメージのフィルターをかけてここに書くのは憚られます。

で、何が言いたいのかというと、
きっと既に私の時間は崩壊し始めているんだわということでした。
だから私と待ち合わせは極力避けてください。

以上、ENFD(悦子NICEでフルーツ大好き)よりお願いでした。


あ、書き忘れました。
今この時期に体調を良くするために、ヨガや太極拳、気功なんかもいいそうですよ。
チョーおすすめ。

あと、お風呂にティースプーン1杯くらいの粗塩を入れて入浴するのも良いそうです。
打たせ湯が効果的で、首の後ろにどぼぼぼぼとお湯を当てるのが良いとも。
2007-11-21

*子どもに投げかける言葉

信じられない言葉を聞きました。
あるスーパーでちょっと裁縫に使うものを買っていたときです。
小さい、2~3歳くらいの女の子が「ママ、おしっこ」と言いました。
その時ワゴンの中を物色していたお母さんは
「えー、おしっこぉ? もう、ママ今見ていたのに! 使えない子ね!」

私はわなわなと怒りに震えてしまいました。
そして多分ものすごい形相で(←多分)睨みつけていました。

勿論そのお母さんは女の子を連れてトイレに小走りで行きました。
女の子を見ると、自分が何を言われたのかわかっていないらしく、
お母さんと小走りするのが面白いのかにこにこしていました。
少しホッとしたのですけれども。


「使えない子」って何でしょう?
ワゴンの中の安物より、子どもがおしっこを教えてくれるほうがうんと大事です。
うちの娘なんか極限まで我慢して教えたときはいつも失敗のあとでした。
失敗する前に教えてくれてありがとうとさえ思います。
教えることができておりこうだねと褒める場面です。

使えないって何でしょう。
私はとても悲しくなりました。
今は女の子もわからないかもしれないけれど、
そのうちその言葉のトゲがわかるようになります。
そしてそんな言葉でモノを考えるようになっていくのです。

悲しいのは女の子ばかりではありません。
そのお母さんもまたそんな風に育てられたに違いないということです。
だからその言葉の持つ意味を、分からないで使えるのです。
私だって失礼な言葉を、よく考えもせずに使って失敗することはよくあります(今日もやらかしました)。
でもさすがに「使えない子ね」だなんて、
子どもに向かって言うべきではないのは、あまりにわかりやすい言葉なのに。


帰りにその親子をまた見かけました。
またお母さんは別のワゴンを物色していましたし、
女の子は売り物で楽しく遊んでいました。

お母さんにとって大事なものはなんなのでしょうね。
彼女の心はちゃんとわかっているはずなのですが。


それにしても、
もう、どうにかならないの、この激しやすい気性。あたくしの。
シワになるわよ。
2007-11-20

*あり得ないけど、もしそうならば

昔のヨーロッパのあるお城で、ひとりの女性が働いていました。
彼女は王様の人柄や政策によほど感銘したのか、
結婚もせず、仕事だけに一生を捧げました。恋人さえもいませんでした。

彼女は主に軍隊の男社会を相手に仕事をしていました。
たとえば鎧係とか、馬係とか、そういう人達に彼女はアドバイスします。
「こうすればもっと経費がかかりませんよ」
「ああすればもっと効率的ですよ」
その実、そのほうがうんといいと彼女は思っていたのです。


でも男達には男達のやり方がありました。
彼女は全然相手にされませんでした。
度々激しい言い合いをして、彼女のストレスは相当なものでした。

「どうして男ってわかんないのかしら。
私の言ってることはすごくいいのに、
どうしてあの人たちは私が女だって言うだけで考えてもくれないのかしら」

彼女はとってもとっても男性にたいして「ムカついて」いました。
彼女は自分が男性社会を支配しようとしていたことに気付かなかったので、
失敗は「男がバカだから」と考えていたようです。

そして死ぬ間際にふと思ったのです。
「もしかして男と女は違うのかしら」



自分の中の女性性と男性性のことをよく考えます。
私は自分が女であることを嫌だとは思っていないのですが、
でも男性ができることで自分ができないことがあると、訳も無く「ムカつき」ます。
たとえば車の運転を貶されたりしたら、必要以上に腹がたちます。わはは。
男の子っぽいものがむかしから好きだし、
女の子っぽいものが好きな自分を否定していた時期も確かにありました。

私は自分の女性性を受け入れることが難しいのかもしれません。
自覚があります。
自分が男でなかったことに時々いらついたりもするのです。
「女だからバカにされるのだ」と。


でももともと男性と女性は体のつくりからして違うのです。
2タイプあるということは、2タイプ必要であるということです。
そして子どもを産むという大仕事は女性しかできない。
創造の大元は女性なのに、私はその女性であるという事実をなぜ素敵だと心から思えないのか。
頭ではわかっていても、体がわかっていません。
私は頑固なんですね。わはは。

直傳霊氣でも、生理痛は治らないのです。
どうしてかというと、生理は病気ではないから。自然現象だからです。
でもひどい生理痛は本当に辛い。
わたくしは生理痛で3回も救急車に乗ったことがあります。
どうしてそんなことがおきるのかと師範に聞きましたら、
「自分の女性性を攻撃すると生理痛はひどくなる」
頭をかっこーんと殴られた気がしました。


もし、もしも私が男性で生まれていたとしたら
どんな可能性が待っていたでしょう。
女性に関わる仕事、例えば産婦人科などのお医者になって、
最後まで「女はわからん」と苦悩してたのではないかしら。
あくまで想像ですし、あり得ない話ですけれども♪

そう、私は女性に生まれてラッキーだったのかもしれないのです。
恋愛も結婚もできたし、子どもだって産めた。
そして男性は女性と違うし、どちらかが支配しなければならないものではないと、
多分もう、知っています。

ちょっと前まで「ああ、チャンスだ」ってわかっていたのに、その1歩が出せませんでした。
私は何を怖がっていたのでしょうね。

失うものなんてないのに。

でも、多分一歩は踏み出せました。


ところで人間が初めてする呼吸は、
「吸う」だと思いますか?「吐く」だと思いますか?

「吐く」なのだそうです。
肺に空気がないのになぜ「吐く」?
その時吐き出されるものは「クリエイション」です。
自分がこうあるべきだと思った世界が吐き出されるのですって。
そして死ぬときの最後の呼吸は「吸う」。
自分が吐き出したクリエイションを「自分の中」に戻す。
「息を引き取る」とは、この意味なのだそうです。

吐くと吸うの繰り返しの中で、人は一体どれだけのクリエイションを重ねていくのでしょう。
勿論それは人によって違います。
より心地いいものにしていくのか、居心地悪いものにしていくか、
光あふれるものにしていくか、闇にまぎれるか。
日々小さい選択を続ける中で、
意識的に、自分の中にいる何人もの自分にコンセンサスを得てした選択が一体いくつあるでしょう。

赤ちゃんの頃の自分、子どもの頃の自分、思春期の自分、
青年期の自分にいちいち同意を求めてから始めるヒーリングがあるのですよ。
今の自分の同意だけでは足りないのですって。
今私は見た目はひとりですけれども、
私の中に同時に何人もの私がいて、それぞれの時間を生きているのだそうです。


今たくさんの私が、今の私を応援してくれています。
自分の女性性の受容。
今回の大テーマのひとつ。
あなたの今のテーマは何ですか。

どうか、くじけないで、楽しんでチャレンジできますように。
そしてうまくいきますように。
2007-11-19

2003.11.14の午前11時から午後2時の間にあったこと

美容院に行ってきた。
孤独な年寄りライオンみたいな髪をどうにかしてもらわなくてはならなかったし、
ちょっと忙しすぎたから、気分転換もしたかった。
4ヶ月ぶりだった。

この私が珍しく同じ美容院の同じ美容師さんにやってもらっている。
店が小さいのであまりごちゃごちゃしていないし、
店内も明るくて気持ちよい。
洗髪の時顔にかけられるガーゼが臭かったこともない。
やってくれる人は店長さんで、うるさいおしゃべりをしないでいてくれる。
なにより私の顔の特徴がよくわかっている人で、
彼が仕上げてくれる髪型はいつも気に入るので、
指名料は惜しくないのであった。いえーい、太っ腹。
(500円くらいでいばってら)

「伸びましたねー。今日はどうしますか?」といわれた途端、
伸ばしたかった気持ちが失せて、短くしてくださいと言った。
美容師さんは黒とグレイのセーターを着ていた。
猫背の痩せた体にそのセーターは気ぐるみみたいで、
不思議の国のアリスが会った、チェシャ猫みたいだなーと思った。

私は本を1冊持って行った。
ゴシップだらけの女性週刊誌は読むのが恥ずかしいし、
ファッション誌も私の年齢には微妙なので。
そう思っていたら、私が座る椅子の前に奥様雑誌も用意されてあり、
それはそれでまた、くーと思う。
いいフリこきのおバカさん♪
気を遣ってくれたのに。
持って行った本はパウロ・コエーリョの『ベロニカは死ぬことにした』
古本屋さんで買ったもので、
カットした髪が多少落ちても気にならない本だったけど、
美容師さんが気にすると思って、カット中はファッション雑誌を読んだ。
えーと、奥様用のをね。フフフ。


テーブルに載せられた私の本はカバーを外していたので、
表紙は原題と作者名が横文字でぴぴっと印刷されてあるだけの
シンプルなデザイン。
それを見て美容師さんは「それ、英語の本ですか・・・?」と恐る恐る聞くので
笑いながら違いますと言った。
「私、英語、全然ダメなんです。
つい最近もSINCE(いつから)とSCIENC(科学)を間違えちゃいましたっ」
鏡の中で困った顔と、フフフと笑う顔。

ところが、仕上げの時にまた美容師さんが恐る恐る聞く。
「・・・それって、哲学の本ですか・・・?」
開いていたページには太文字でこう書かれていた。

『精神病院に来て初めての普通の日だった。彼女は病棟を出て、男女が一緒に食事していた
大きな食堂で朝食をとった。よく映画で出てくる感じとは大きく違うことに気付いた。ヒステリックな情景、叫び声、狂気のジェスチャーをする人たちはなく、逆に全てが抑圧された
静寂のオーラに覆われているようだった。誰もが、知らない他人と自分の内なる世界を分かち合いたくないようだった』


あっ、あっ、違うんです。と言ったものの、その後の言葉がでてこない。

「なんて本ですか」
美容師さんはよっぽど興味を持ったのだろうか?
私はいつも本を持っていくのに、こんなに質問をされたのは初めて。
そんなときに限ってまた言葉が出なくなって、口をぱくぱくさせていたので、
笑いながら表紙をめくり、邦題と作者名を見せた。

「他に代表作は何かありますか」
「『アルケミスト』とかが有名です」(やっと言葉が出てきた)
「オレ、学ないな~。全然知らないや」と彼がとほほな顔をするので私は慌てて
「あっ、あっ、興味が無かったら知らないものですから」と言った。
そしてその10秒後に
「哲学の本ではなく、見えない世界の本なんです」とやっと言ったんだけれど、
美容師さんはもうその話題を忘れかけていた。
またふふっと笑う顔と、少し困った顔が鏡の中。

困った顔が常に私。

仕上がって「どうですか」と後ろも判るように合わせ鏡で見せてくれる。
ああ、やっぱりこの人は上手だ。
3時間前までいた、みすぼらしい年寄りライオンはいなくなってた。
埼玉県民の日で、平日なのに混んでたので予定より長くかかったけれど、
全然苦にならないのは、この仕上がりを知っているからだ。
ありがとうございますと今度はすんなり言葉が出てきた。よかった。


会計に行く途中、美容師さんは
「今日暑くないですか? 昨日寒かったから、
今日も寒いと思ってセーターなんか着ちゃって、大失敗しました」
とレジに体をすべりこませながら言った。
笑い方に力がない人(失礼)だけれど、それが不思議に優しい雰囲気になるのだなあと思った。
私は彼が結構好きだと思う。
えーと、恋人にしたいとかいうのではなくて♪

お金を払い、いついつまで使える割引券と、お釣りももらって、
それからその日キャンペーン中だった、
カラーかトリートメント券をどちらかをくれると言うので、
カラーのほうを選んだ。
そして私はまだ会計皿の上に私が支払ったお金がのっかっているのを見て、
何秒前かにもらったお釣りのことをすっかり忘れて、おつりを待った。
美容師さんと私はにこにこしながらレジの前でしばらく笑い顔で突っ立っていた。

「えーと、おつりありましたっけ」と少し笑いを浮かべたら、
「あっ、まだお渡ししてませんでしたっけ」と美容師さんも慌てる。
そしてすぐ「あ、よんひやくえん」と彼は宙空を指差し、
私はやっと気付いてまた笑った。
やれやれ、どうしてこうすぐ忘れるんだろう。
本当に困ったお客だ。

笑いながら軽くなった髪を風にさらして自転車に乗った。
ずっと笑ってた。
さてベロニカはあれからどうしたかな。


この3時間の読書で1番気に入ったフレーズはね、

『精神病院、狂気、サナトリウム・・・・。自分が狂人だということを恥ずかしがらず、
他人にやさしくするためだけに、自分が楽しんでいることを中断することのない場所』


あったかい缶コーヒーを自動販売機の前で飲みながら、
そのフレーズをぶつぶつ繰り返してみた。
2007-11-16

子どもの心

またいつものように夕餉の支度のついでに本屋さんへ行ったときのことです。
なんとなく角川ソフィア文庫のコーナーを見ていたら、
私がビデオで号泣した「ポネット」の原作本がありましたので、
ちょっと手にとってみました。

そして泣いてしまいました。
立ち読みで泣くなよ。


ポネットのことはあちこちで何回か紹介していますけれども、
もう一度、ご存知ない方のために。

ポネットは5歳の女の子です。
ある日ママの運転する車が事故を起こし、ママは死にました。
ポネットも片手を負傷します。

片手を負傷しているので顔を洗うのもちょっと不自由なのに、
そんなことに気を配ってくれる大人はポネットのまわりにはいません。
パパも、みんな自分の悲しみで一杯なのです。

ポネットは幼い頭の中で考えます。ママが死んだってどういうこと?
彼女はママが死んだことがどうしても受け入れられないので、
困ってしまいます。

そして夢にママがでてきたと言って喜んでいても、
友達にバカにされてしまう始末です。

そんなある日、ママはポネットが覚えている姿で会いに来てくれます。
「半分死んでるの」と言って。
ポネットはママに会えてとても嬉しかった。
でも時間は過ぎます。
ママは、自分が死んだということ、もう会いに来られないということ、
でもずっと愛してるということをポネットに伝えます。
ママが持ってきてくれたママのセーターを着ながら、
ポネットはやっと理解するのでした。


私はこういう子どもの話にとっても弱い。
私の生母は私が小さい頃から入退院をくりかえし、
私が小4の時に他界しました。
今実家にいる母は、私が小6のときに来てくれた母です。

ふと思いました。
これはこのちいさい女の子に自分を重ねてしまうから?
それとも、自分の娘が、もし今私が死んだらどんなに悲しむかを考えてしまうから?


別にはっきりさせなくてはならない問題ではないのですけれども、
どっちなのかなーって、カバンの中のハンカチを探しながら思いました。
ところがハンカチを忘れてしまって、
カバンの中にはその前日娘を皮膚科に連れて行ったとき持って行った保険証と診察券がまだ入っていたりします。
しかたがないので、ティッシュで涙を抑え、鼻をかみ、
あー風邪ひいたーという真似をしてみました。

子どもが虐待されたり、悲しい思いをしていたりするお話は、
本当にダメです。

いつだったか、名古屋で殺されてしまった子どもが、
その前日幼稚園の園長先生に
「お母さんにだっこしてもらいたい。おかあさんとお風呂に入りたい」
と言ってたと聞いただけでもう、30分くらい泣いてしまいました。

私の中には未だにあの頃のちいさい私がいて、
時々私を困らせます。
そのたびにイメージの中でだきしめてあげるのですけど、
このインナーチャイルドは、そう簡単に癒されません。

子どもの心はあんまり幼いので、自分がどれだけ傷ついているかさえわからないといいます。
だから混乱してしまう。
困った子どもを見ると、本当に悲しくなります。

全ての子どものために何ができるのでしょうね。

私はきっと、まだ早くになくなった母を恨んでいるのかもしれませんね。
自覚はないんですけれども。
そしてそのあとのフォローもしてくれなかった父のことも恨んでいるのかも。
もう父も他界しているのに。
そしてそして、母親をなくした自分と同じくらいの年齢の頃の娘に、
なんとなくつらく当たってしまうときがある自分のことも許せないでいます。
それは「あなただけおかあさんがいてずるい」と、
インナーチャイルドが言うのかもしれないと思っています。
母である私は娘がかわいいのに、
かつての私は、娘に嫉妬しているのです。きっと。
私はそんな自分を持て余しています。


こういう話は「触れて欲しくない部分」として自分の心の領域にあり、
でもそれを理解して癒したいと思うから、そんな話を読んだり、ビデオを観たりしてみるのですが、
やっぱりそう簡単にはできなくて、ただ、泣いてしまうんですなあ。
困りましたなぁ。

でも、泣けるっていうのはいいことなんですって。
凍った心が解けて来ている証拠なんですって。
だから私は泣くのを自分に許します。
立ち読みで泣くのはどうかと思いますが、
少なくとも、私は理解しつつあるのだと理解しているのです。



世の中の子どもがみんな幸せでありますように。
2007-11-12

こぶし

季節はずれの話で恐縮です。



今いちコブシと白モクレンの区別がつきません。

春先、川沿いを自転車でびゅうびゅうすれば、、
あちこちにある大きなコブシ(もう、白モクレンもコブシもみんなコブシと呼びます)に、
蕾がたくさんついているのが見られます。
コブシが満開になると、花の一つひとつが大きいからか、ゴージャスな感じがします。
白いから、決して悪趣味にならないのも素敵。


私が小学校に上がる前、
初めて写生らしきことをした時描いたのが、円山公園の中にあったコブシ。
(それは本当にコブシだったと思う。生母がそう言ってたから)
大きな樹で、とてもきれいでした。

あの時、生母に「バックはどうするの」と聞かれて、
樹の傍に赤と青のバッグを1個ずつ描いたのでした。
笑わば笑え。私は真面目だったんです。
「おかあさん、どこにバッグがあるのかな。私がよく見ていないからかなぁ」
ちょっと心配になって、
でも生母があんまりバック、バックと言うものだから、
描かなきゃいけないのかと思って、「見えるフリ」をして描いたバッグでした。

・・・背景って言えよ。にっぽんの幼稚園児にはよ。

あの時初めて水彩絵の具を触ったんだなぁ。
あんまり上手じゃなかったと思います。

そうそう。小学校で初めて絵の具を使うとき、先生が
「好きな色を3色出してごらん」と言うので、どれにしようかなぁと選んでいたら、
後ろの席の子が「オレ、もったいないから、う・・色にする」と言って、
黄土色と茶色と黒を出していました。
その隣の子も、同調して、やはりそんなようなチョイスをしていて、
お恥ずかしながら誰かも同調し、黄土色、茶色と朱色を出したんでした。
朱色って今みるときれいって思うけれど、
子どもの頃は「赤なのか橙色なのかはっきりしろ」っていう気がしていて、
あまり素敵に思えなかった。
(なのに私のランドセルはオシャレな伯父のプレゼントで当時とっても珍しい朱色)

担任の先生が児童心理学を勉強なさっていたら、
この小学生の色のチョイスをどうご覧になったでしょうね。

それにしても搾り出した黄土色や茶色の水彩絵の具って、
モロ だなぁ・・・・・・・・。

すみません。関係ありませんでした。


で、コブシの花が咲くたび、
そのバッグのこと・・・ではない、その写生のことを思い出すのです。
なんて長い導入部分。

近所の公園にもきれいに咲くこぶしがあって、小さかった娘をそこに立たせて何度か写真を撮りました。
青い空によく映えるので、小さい娘もきれいねと言いながら樹を見上げていました。
私も生母にこんな風に話したのでしょうか。


そういえば娘がまだ2歳の頃、
夫が珍しく夫の実家からコブシの枝をおみやげに持ってきてくれました。
当時デザインが珍しくて買った、ブランデーだかコニャックだかの陶器の空き瓶にそれを挿して、
「これ、かっこいいでしょ」と言いました。
当時口をきかない時期でしたので、それはとても珍しいことでした。
私は
「本当。とてもかっこいいわ」と言いました。

よく見ると、その枝にはカイガラムシのさなぎの殻がついていて、
「げっ。これ、なーに?!」と聞きましたら
「いや、それもカワイイかと思って」と夫は笑っていました。

永遠に中から虫が出てこないと保証されれば、それは実に可愛らしいものでしたが、
いつ出てくるんだろう。カイガラムシって、どんなの?
この殻が貝殻に似ているからカイガラムシっていうんだろうけど、
成虫は凶暴な姿じゃないの?
・・・と色々妄想していましたら、
知ってか知らずか夫が
「コブシってさ、上品な白だよね」と言いますので、
私は「本当。とても上品だわ」と言いました。

コブシの色はちょっとクリーム色がかった、アイボリー色。
私の大好きな色です。


ごちゃごちゃした部屋にその部分だけholyな空気。
カイガラムシの恐怖と隣り合わせではあっても、
あの時のコブシの枝は憂鬱をやわらげてくれたことも私は思い出すのです。

そういえば荒木経惟さんが、
奥さんの亡くなる前日に病室に持っていったのがコブシの枝でした。
コブシの枝を抱えて階段を上る自分の影の写真。
あれは、とてもいい写真だと思った。
あれから荒木経惟さんは花の写真をライフワークに加えたっておっしゃってましたね。

そう、コブシって、枝の感じがいいんだよ。
今気付いた。
2007-11-09

窓とドア

窓の絵をよく描いた。
小さい頃から窓に興味があった。
窓から見える景色や窓から差し込む光には、
「枠」無しで見るそれらよりもわくわくしたくらいだ。
別に監獄に幽閉されていたわけではないんだけれども。
なぜそこまで惹かれたのかわからない。
もうひとつとても惹かれたものがあって、
それは言うまでもなく、ドアである。

10年以上前の雑誌、ブルータスだったか、
ドアだけを専門に扱っているアンティークショップが神戸にあるという記事が載っていた。
100年もののあるホテルのドアとか、外国の田舎の民家の古いドアとか。
一部分の写真があったけれど、それはとってもかっこよくて、自分の家というものには興味がなかったにもかかわらず、
このドアがつけられるなら、自分の家が欲しいとまでちらっと思った。

震災の被害を受けていなきゃいいな。

旧丸ビルの店舗にあった、真鍮の取っ手がついた木製のドア。
札幌の旧道庁であるところの赤レンガの中にある、大きな、重そうなドア。
みんな私をわくわくさせた。
以前住んでいた大田区久が原にあった、ピンク色の壁にシックな焦茶色のドアが備え付けられた家は
通るたびにうっとりしたし、
皇居の東御苑に入るところにある、伊達正宗がつくったと言われる大きな門も、
ドアじゃないけれど、同じようにどきどきした。

窓もドアも、空間の境目にあるもので、
ふたつの空間を行き来できる口のようなものだからこんなにわくわくするのかな。
不思議の国のアリスもドアを開けて違う世界に入っていった。
あんなイメージで捉えているのかもしれない。
いつもその向こうにいいものがあるとは限らなくても、
どうしてもそこが見たいと思っている。
だから窓を開けたいし、ドアを開きたい。

15年前だったか、
版画の先生が他の作家2人と銀座のある画廊でグループ展を催くというので、
手伝いに行った。

その画廊は銀座の大通り沿いに面した、古いビルの7階にあった。
画廊は絵を飾るところなので、窓がないところも結構ある。
ここも全て壁にしてあり、画廊内に窓はなかった。
でもその奥の、狭い給湯室には、小さな窓がひとつあった。
それは本当に小さかったが、はめ殺しではない、ちゃんと開け閉めできるサッシが入っていた。
サッシというのが既に情緒がなく、
もともとの木製でところどころ白いペンキが剥げてて・・・というのが私の好みではある。
でも、このサッシの窓は何となく良かった。
見える風景が銀座という日本有数の一等地で、
下を歩く人間の数も雰囲気も持っている目的もバラバラ。
そんな風景をその小さな給湯室の日常のレベルにしてくれているのがそのサッシだ。

私はその窓から下をのぞくのがすごく好きだった。
用がなくても給湯室にいて、
先生に「君、今日はまた一段とよく働くねぇ。たまにはこっちでお茶でも飲んだら」
なんて言ってもらってしまった。

さぼっててすみません。心でお詫び。

日常も非日常も、私は好き。
どっちも必要。
それを用意してくれるのが窓であり、ドアなんだと思う。

あ、「死」っていうのも、ドアらしいですよ。
「生まれる」っていうのもね。
ドア to ドア。
プロフィール

Etsuko*

Author:Etsuko*
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◆札幌出身 埼玉県南部在住
◆女性
◆職業:MMS JAPANガイド
ヒーラー・チャネラー
直傳霊氣療法士
イラストレーター
ジュエリーデザイナー

◆好きな食べ物:
フルーツ フルーツ フルーツ
◆好きなスポーツ:
太極拳
◆好きな音楽:
TRICERATOPS、Bonnie Pink、
PINK、溝口肇、Chen Min
他たくさん

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