火星を想ふ

今、南東の空に火星が綺麗に見えます。
星に疎い私でも分かるくらい、明るく赤く輝いていますね。
星に疎いから、分かると嬉しいですヽ(*´▽)ノ♪ワーイ
西洋占星術にも詳しくないのですが、
火星は情熱や勇氣を司る惑星だそうです。
社会で生きる人間の生活は、
その存在を潜めていては成り立たちません。
外に出て行かなければならないわけですが、
知らない世界には恐れが付きまといます。
「初めからスムーズに行くなんて、滅多にない」と口で言っても、
スムーズにいくことを期待し、願うのは、失敗が怖いからですし、
それは失敗は惡いものだと思っているからです。
困難な問題は解決するためにあるので、
意味もなく立ちはだかるわけではありません。
成功を成功たらしめているのは、失敗です。
失敗があるからこそ、成功は価値があるのですよね。
(自分に言ってますよ)
火星は人生を積極的に作り上げる時に必要なエネルギー源なのだとか。
自分を奮い起たせ、解決のために立ち向かう勇氣や闘志をサポートしてくれるのですね。
自らの人生を開拓していくのに、とても重要な星。
私はケータイの待受を火星にしました(←他力本願本領発揮)。
火星が好ましからざる方向へ働く時には攻撃性などが表に出てきます。
戦争などは火星の管轄下だそうです。
今宵の火星を、私はどの面で使かおうか。
ちなみに。
恋愛で誰かを愛するときに使う情熱も、火星が担当しているのだとか。
まじか。
情熱的なロマンスは火星の力がなくては始まらないなんて。
(目も覆いたくなるような痴話喧嘩も火星なしでは始まらないのかな?)
火星の赤い光と、ルビーは呼応します。
カバラで、ルビーと火星は同じところのものだから。
私はルビーを身に付けて、今いる崖っぷちから
より危ない谷底へ身を乗り出さなきゃとうっすら思う。
絶対落ちないからっ。
あ。私は蟹座なんですけどね、
誕生石がルビーって、本当は違うと思っています。
ルビーは大好きですけれども。
(※画像はフリー画像です)
Shape of My Heart/Sting

葬儀から帰宅してすぐに、「Sting ハートの形」で検索したら、
出てきたのは【Shape of My Heart シェイプ・オブ・マイ・ハート】という曲だった。
昨日聞いた歌詞の解釈と違うところがあり、
もしかして、他にもハートの形を歌った歌があるのかと思って
探してみたけれど、やはりこれだと思う。
映画"Leon"(「e」の上に「^」)
のエンディングで使われていた。
私はこの映画は観ている。
牛乳好きの殺し屋と、鉢植えの植物を抱えた少女のお話だった。
この曲はシングルとしては全英57位と大したことはなかったそうだ。
でも魅力的な歌詞だからか、
何人も翻訳していた。
中には
「歌詞はトランプを人生にたとえていて、カードを配る人物は神の擬人化だろうが、神を讃えるというよりは皮肉たっぷりにおちょくっているという感じがする。」
と解説している人もいる。
捉え方は人それぞれだ。
私はStingが神をおちょくるなんて、絶対しないと思う。
彼はミステリースクールの人。
(※ミステリースクールは宗教じゃない)
歌詞を載せるのは出来ないから、
興味があったら検索してみて。
ものすごく素敵な歌詞!
(以下引用)
The sacred geometry of chance
The hidden law of a probable outcome
The numbers lead a dance
(引用終わり)
→ここを
「偶然とは神聖なる幾何学
確かな結果の裏に、隠された法則があり
(氣まぐれで周りを引き摺り回す)
全てを支配するのは数」
と翻訳している人の訳詞が一番腑に落ちる。
というか、ドキドキしてしまう。
The sacred geometry(神聖幾何学)は、ミステリースクールで教えている、私もする講義。
これはとても深遠で、
神聖幾何学だけで大學が作れるほど。
この歌詞は、そんな勉強をした人じゃないと書けない。
「But that's not the shape of my heart」
→でもそれは ぼくのハートの形とは違う
という訳が殆どで、
「それは自分の真意じゃない」と訳している人が一人いたかな。
何も分っちゃいない私は、
小さいときの泣いてる娘に言った。
「サリー。人の心の形はわからないけど、
お母さんは、自分の心の形は長い丸と、長いハートかなって思うよ。
お母さんの顔、細長いからね。あのね。
頭がごちゃごちゃになりそうになったら、
お友達のハートの形を想像してみよう?
例えばどんがばちょくんは少し太ってるから、
ハートも横に長いかもしれないよ。
どんがばちょくんのハートとサリーのハートを重ねてごらん。
重なった部分と、はみ出す部分があるよね。
みんなハートの形は違うから
きれいに重なることはないんだよ。
でも必ず重なるところがあるよ。
どんなに変な形でも。
それがきっと嬉しくなる部分だと思うんだよ」
なんと、娘は、これで納得してくれた。
びっくりだ。
本当は小さい娘のほうか、
うんと判ってた。
(今はどうかしらないけど♪)
(今も、娘のほうが判ってると思う)
あなたのハートの形はどんな。
歪んでいたって、「味」になる。
何より、「重なるところ」があるなら、素敵。
※この画像は手を加えていません。
何故か氣になって足許の王国を写真に撮り、
あとで氣付きました。
じっと見てると、きれいなハートが浮かんできます。
隣の部屋に

よく晴れた、穏やかな5月の日差しから隠れていた闇を
ひとつに集めて圧縮したような喪服。
学生時代から可愛がっていただいた絵の先生が亡くなった。
なかったので、黒い靴を新調したが、やはり靴は合わなかった。
試し履きのとき、靴下を履いていたからカポカポしなかったのだな。
ストッキングだと忽ちカポカポ。
カポカポ。
普段使わない筋肉を不器用に使い、
靴を呪いながらカポカポ歩いた。
葬儀にギリギリ間に合った。
小さい教会だった。
祭壇に、私にもメールに添付して見せてくださった絵が何枚か飾られていた。
飛びきりかっこいい鳥のオブジェも。
讃美歌の「慈しみ深き」を歌おうとしたら
もう平静でいられず、
あとからあとから出てくる涙を
ハンカチで拭っていると、
水色のハンカチがファンデーションで汚くなった。
牧師さんのお話に《ヨハネ黙示録3章7~8節》があり、
それが心に響いた。
3:7 聖なる方、真実な方、ダビデの鍵を持つ方、
この方が開けると、誰も閉じることがなく、
閉じると、誰も開けることがない。
その方が次のように言われる。
3:8 「私はあなたの行いを知っている。
見よ、私はあなたの前に門を開いておいた。
誰もこれを閉めることは出来ない。
あなたは力が弱かったが、
私の言葉を守り、私の名を知らないと言わなかった。」
力が弱いとは、人間の心の弱さのことかな。
「私の名を知らないと言わなかった」とは、信仰心のことだ。
私が学生だった頃、それからしばらく、「俺は宗教だの神様だの信じちゃいないんだ。人間しかいないと思っているんだ」
と仰ってた。
奥さまの介護をなさるようになり、
とてもお辛そうだった。
どんな宗教であっても、宗教に入ってなくても
信仰心は人を強くする。
キリスト教では、死んでから永遠の命を手に入れるという。
ミステリースクールでは
私たちは生まれたこともなければ、死ぬこともないと教えている。
私は先生の命はずっと永遠だったし、これからも永遠だと信じている。
私は先生と、永遠と永遠が交わる、ほんの一瞬に出会えたことを、
本当に感謝する。
ハンカチが泥々になってきた。
始めに感話をされたのは、先生の大學の後輩のおじさまで、
「強欲な制作意欲で」と言いたかったところを、
「強欲な性格で」と言い間違えてくれ、
ハンカチが泥々の人は不謹慎ながら助かったと思った。
(そして多分それを言うなら、「強欲」ではなく、「貪欲」だよね)
二人目に話されたのはご長男だった。
ご長男は以前何度かお会いしたことがある。
ずいぶんお年を召されたように見えた。
私が初めてお会いした時の先生の年齢よりも、今、目の前のご長男は年上なのだな。
お顔も声も、先生そっくりだった。
異例だそうだが、許可を貰えたと、stingの曲を流しながら、
《僕は、ハートのカードしか、持っていない。
でもそのハートの形は、ファンタジーのハートの形とは違う。
その違いに、僕は苦悩する》
という詞の内容で、
親父が好きだった、親父らしい曲なんですと、お話しされた。
ああ、そんなことを先生もお考えになっていたなんて。
《ハートの形》という単語を初めて聞いたのは
幼稚園に行きたくなくて泣いていた娘の口からだ。
「ママの心の形はどんな形?サリーの心は、丸の形とハートの形なの。
いつも肘のところに隠してあるハサミで切り離してるの。
でもママがいないと、二つの心がくっついちゃって、どうしよう、どうしようと思っているうちに離れなくなっちゃって
涙が止まらなくなるんだ(号泣)」
どうしようと思ったのは私である。
何を言ってるのか、さっぱりわからない。
先生なら、娘との距離が私より近かったかもしれない。
Stingもね。
献花のあと、柩の中にお花を入れる。
私は水色の花を選んだ。
天界の青みたいな色だったから。
同じ瞑目している顔なのに、
魂が入っているときと、
魂が抜けたときと、
どうしてこうも違うものか。
死とはドアを開け、隣の部屋に行くようなものと思っていても
亡骸とはドアを閉め、もう逆戻りしてこないのだと無情に認めさせる。
ところで、私はそのドアをあけかかったのだろうか?
誰よりもドアに近いところにいたのではなかったか?
私はまだしばらくドアを開けないのだろうか?
亡くなる直前まで制作していらしたらしく、
アトリエに未完成のオブジェがあったそうだ。
私が死ぬ間際までしていたいことはなんだろう。
カポカポ帰ってきた。
帰りの電車で、生まれて初めて席を譲られた。
ファンデーションも落ちていただろうし、
あまり考えたくないし、確かめもしなかったが、
ひどい顔をしていたのだろう。
年をとったのは、ご長男だけではなかった。
風がぬるすぎず、冷たすぎないのが助かった。
音が耳に入ってくる

たまには、何か別の流れを味わってみようと、ラジオを付けたら
日曜日は小林克也さんがDJで、ビートルズの曲を流している番組が聴けて
ホテルカリフォルニアなんかも流れて
も~神様ありがとう!★★★
…と思ったのに、それ以外良かった番組は無くて
音楽はいいんだけど、お喋りがなんというか、雑音だ。
すまない。
TVを観なくなってから、8年くらいになる。
だからTVは必要がない。
ラジオもうるさくて滅多につけない。
いつもCDをかけているけど、CDが終わったまま、しばしばCDの音楽がないときもある。
機械がぼろいから時々機嫌を損ね、音がならないときもある。
それでも
鳥がさえずっていたり、
雨が降っていたり、
子どもが笑っていたり、
車が通ったり、
ファンヒーターの音も、時計の音もする。
完全な無音など滅多にない。
子宮の中から母の心音を聞いている。
完全な無音は体験したことはないかもしれない。
完全な無音は不安だろうか。
私はあまり瞑想が得意ではないが、たまに珍しく深く入ることがあると
自分の体の輪郭がなくなる氣がする。
でも音は消えない。
(まだまだじゃのう)
最近、瞑想じゃないけど、自分の輪郭が消えるような素敵な画像を教えてもらった。
タイトル:演奏者が公共のピアノを弾く。そこに赤の他人が飛び込み、みんなを魅了した。
URL:
http://p207.pctrans.mobile.yahoo-net.jp/fweb/0222l1oTggsBq7ox/0?_jig_=http%3A%2F%2Fwww.imishin.jp%2Fklavier-in-paris%2F&_jig_keyword_=%89%89%91t%8E%D2%82%AA%8C%F6%8B%A4%82%CC%83s%83A%83m%82%F0%92e%82%AD%81B&_jig_done_=http%3A%2F%2Fsearch.mobile.yahoo.co.jp%2Fp%2Fsearch%2Fonesearch%3Fp%3D%2589%2589%2591t%258E%25D2%2582%25AA%258C%25F6%258B%25A4%2582%25CC%2583s%2583A%2583m%2582%25F0%2592e%2582%25AD%2581B%26fr%3Dm_top_y&_jig_source_=srch&guid=on
見ず知らずのお二人だそうです。
余計なお喋りが一切ない。
音楽って素晴らしい。
私もこんなふうに出来たらいいなあ。
すごいコミュニケーションの仕方!
石油ファンヒーターを掃除

石油ファンヒーターのファンの掃除を初めてしました。
空気の取り入れ口、出口はたまに掃除機でなぞってましたけど
よく見たらファンに毛布のように綿ぼこりが積もっています。
あら…
そう言えば、このファンヒーターさんがうちに来てからかれこれ5年くらいかな?
その間1度も空けて掃除をしたことが、ない………。
私の大好きなドライバーセットを持ち出して、
ふうふう言いながらネジを回して開けましたら、
…やだもう。
何匹のトイプードルが隠れてるでしょうって感じで
あちこちモコモコしています。
恥ずかしい。
これはファンヒーターさん、重労働だったと思います。
ごっそり取りました。
いやいや、収穫の喜びだ。
喜びのまま、ネジを戻して、
スイッチON★
も~音が静かですぅ~。
なにより発火するとき、「ぼっ!」という小さい爆発音がしなくなりました。
一瞬一緒にでる白煙もなかった。
…こわいよね!こわいよ!なんで気づかなかったの!
いや気づいてたけど、こういうものかと…
もう!おバカさん!
火事にならなくて良かった。
掃除はこまめに。
ところで何故このドライバーセットが大好きなのかというと
ハンドルのアセテート樹脂が天青石みたいな色できれい。
そしてビット(軸)の炭素鋼の艶消しな灰色に近い黒色が、
とてもかっこいいからです。
私はなかなか使いこなせませんが、
使うときはわくわくするのです。
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